第98試合「世羅りさの孤独」

2015.05.18
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成宮真希選手(REINA)はこれまで
挫折を繰り返しながらも、強さを求める時に
次のステージへ移って行った選手です。
その過程の中で
宙ぶらりんで放り出されたのが世羅選手なのでしょう。
どこかのんびりして消極的だったのが
ここまでドロドロした感情を噴出する姿を見せたことは
プロレスラーとして注視させられます。
しかし「打倒成宮」=「蛍光灯デスマッチ戦」を
第三者に納得させる力は持っていない状況です。

個人的には
現状でアイスリボン後楽園大会でのデスマッチ戦には反対です。

理由はまずひとつ、
蛍光灯デスマッチはその名前通り
死と隣り合わせの一歩間違えば大事故もありうる試合形式です。
危険はリング上にとどまらず、セコンドや観客にも及びます。
それらに会場で見かけるアイスリボン選手とスタッフで
十分に対処できるか不安が残るし怪我をしてほしくありません。

もうひとつが横浜ラジアントホールでの
6人タッグマッチ・ハードコア戦の試合内容です。
流血しヤンキー二丁拳銃のイス攻撃を受けた
世羅選手は戦い抜く覚悟はあったと思います。
「ハードコア戦に挑戦した」という意味ではすばらしい内容でした。
一方で成宮選手が大阪ほどパッとせず
あまり凶器攻撃を受ける場面が見られなかったのは
CMLL-REINAのタイトルマッチに備えてるのかなと思うと同時に
世羅選手に「自分が怪我するを覚悟」はあっても
「相手を怪我をさせる覚悟」はまだ弱いのかなと思ってしまいました。
そしてヤンキー二丁拳銃と平成極道コンビは
一流のデスマッチファイターです。
もしこの二組で純粋にタッグのハードコア戦をやっていたら
今回よりも素晴らしい戦いになったことが想像できてしまいました。
世羅選手、成宮選手が入ることで
より素晴らしい試合になれば観たいのですが
一段クオリティーが落ちる試合をまた観ることになるのなら
ハードコアでもデスマッチでも再度観たいとはあまり思いません。
(そう感じた理由は木高イサミ選手の言う準備不足に起因すると思います)

世羅選手の内なる戦いや挫折に対して
今は他にも向き合い方や戦い方があるのではと思います。
そして負けてしまった横浜の6人タッグマッチ・ハードコア戦でこそ
世羅選手が勝たなければ
自身の納得のいく答えの出せない場だったのではないのかと思います。
一度つかめなかったチャンスは我侭だけでは掴むことは難しいでしょう。
世羅選手に頑張ってほしいので、このあとの経緯を注視します。

佐藤社長のツイートを拝見する限りでは
社長は選手の気持ちとデスマッチを行う難しさとその可能性と
冷静に見極めて考えているようですので
どんなカードが出るにしても、あまり心配をしていません。


ところで強さを求めた成宮選手が
5/17のスヘイ選手(CMLL)とのリマッチで
CMLL-REINAの王者に返り咲きました。
おめでとうございます!
そして.STAP時代の時よりも
強さと今の自力だけでは何か足りないものがある、
その壁を壊すのは難しいかもしれません。
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